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NPO 新現役ネット・技術総合支援グループ主催
第21回技術総合支援フォーラム
日時:平成19年12月11日(火) 14:50〜17:00
会場:新現役ネット事務局、大会議室(サンシャインビル9階)

特定非営利活動法人(NPO)新現役ネットの会員10, 000余名の中から技術者・研究者のOBや現役の有志が結成した「技術総合支援グループ」では、国内外の中小企業を対象に、NPO活動の一環としてグルー プメンバーの豊富な知識と経験をアドバイスする活動を行っていますが、その趣旨を啓蒙するためのフォーラムを開催しています。第21回フォーラムは下記のと おり開催致しました。

当日は晴天に恵まれ、多数の講演参加者がありました。

上嶋副代表の開会挨拶及びGSSGの活動に関しての紹介の後、東京大学名誉教授 山崎 弘郎先生から「センシング技術のイノベーションと今後の発展」という講演がありました。

講演要旨
社会の至る所で重要な役割を果たしながら、センサは長い間黒子的存在であった。そのセンサが、近年新しい価値を生み出すデバイスとして表舞台のに登場したため技術とビジネスの両面で大きな変化が起きている。身近な例では、小さな角速度センサを持つゲーム機が大ヒットし、デジカメでは顔認識センサや手ぶれ補正が当たり前になっている。
対象の特徴を抽出し、必要な情報を獲得する技術はセンサ工学として体系化され、進歩の方向性が読み取れる様になった。MEMS技術により微細で優れたセンサが大量生産され、センサ生産の革新を推進している。
これからのセンサ技術の発展を予想すると、無線通信技術との結合による広域センシングシステムが登場し、非侵襲センシングによる人の脳への挑戦が実現しつつある。未開拓の分野として匂いの世界の開発が期待される。苛酷な使用環境のもとでセンサのさらなる信頼性が課題であるが、センサ技術が先導する社会の到来が予想される。


講演の後、近くの居酒屋で懇親会および忘年会をを催し、参会者相互の名刺交換・自己紹介が行われる一方、講演に関する質問や論議に花が咲きました。
上嶋副代表挨拶 講師の山崎先生 参加者の皆さん
質疑応答 質問に答えられる山崎先生 懇親会風景

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